協会の目的
本会は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以後フロン排出抑制法と呼ぶ)及び「高圧ガス保安法」に則り、第一種フロン類充填・回収業者及び関連する事業所によって、各種冷凍空調施設及び機器よりフロンガスを回収し適正処理を行うことにより大気への放出を防止し、地球環境の保護及び高圧ガスによる災害を未然に防ぎ、県民の健康で文化的な生活の確保と安全に寄与すると共に、会員の健全な発展を図ることを目的とする。
協会の事業
本会は前条の目的を達成するため、次の事業を行う
1. フロンの回収及び破壊又は再利用を適切に行う回収システムの構築及び維持・管理並びに運営。2. フロン回収に係るフロン回収技術者の育成及び回収技術能力の向上。
3. 会員に対する「フロン排出抑制法」等に係るアドバイス・指導。
4. フロンガス回収に係る社会的啓蒙活動。
5. 行政機関及び関係団体との連絡協調。
6. フロンガス回収・処理に係る情報の提供並びに機関紙の発行。
7. 前記の事業に付帯する事業。
会員資格
正会員フロン排出抑制法「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」に基づく「第一種フロン類充填・回収業者」の県知事登録を行った者である事。
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- 正会員A
高圧ガス保安法に基づく高圧ガス販売営業届を行った者であって、認証されたフロンガス回収装置を1台以上保有し、当該会員の取引先である冷凍空調施設及び機器より、フロンガス回収を行うと共に、公益的な立場から本会の要請に応じて官公庁又は事業団体施設等から回収を実施すると共に災害時等に広域行政への対応ができる者。 - 正会員B
高圧ガス保安法に基づく高圧ガス販売営業届を行った者であって、認証されたフロンガス回収装置を共同等で保有し、専ら当該会員の取引先である冷凍空調施設及び機器より、フロンガス回収を行う者。 - 正会員C
高圧ガス保安法に基づく高圧ガス販売営業届を行っていない者であって、認証されたフロンガス回収装置を共同等で保有し、専ら当該会員の取引先である冷凍空調施設及び機器より、フロンガス回収を行う者。 (注記:機器への冷媒充填を行う者は高圧ガス販売届が必ず必要になります。) - 賛助会員
本会の事業に関連する事業を営むメーカー、商社等(県外に事業所を有するものを含む)で、本会の目的及び事業に協賛し、理事会が入会を特に認めた者。
- 正会員A
◆入会の手続き
入会申込書に必要事項を記入し当協会宛にお送りください。(入会には理事会での承認が必要となります。)
入会申込書はこちらかへ👉
◆入会金・年会費のご案内(令和6年4月1日現在)
項目 | 正会員A | 正会員B | 正会員C | 賛助会員 |
入会金 | 50,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
年会費 | 60,000円 | 36,000円 | 36,000円 | 36,000円 |
※新規ご加入の場合は理事会にて承認された翌月から会費は月割りとなります。納付期限は別途ご案内いたします。
沿革
1994年4月19日 任意団体 静岡県フロン回収事業協会(115社)発足1996年12月3日フロン回収技術指導講習会開催
1998年12月1日 フロン回収県条令交付
フロン回収促進連絡会議会発足
1999年9月25日 フロン回収技術者講習会開始第(一回受講者273名)
2004年4月1日 有限責任法人 静岡県フロン回収事業協会へ改組
2004年6月1日 フロン回収破壊法省令7条認可(現49条)取得
2005年4月1日 一般社団法人 静岡県フロン回収事業協会へ名称改組
2024年6月5日 一般社団法人 静岡県フロン回収事業協会 設立30年記念式典開催
総会員数221社(令和6年8月1日現在)
主な受賞
◆静岡県関係
2001年6月~2004年6月 フロン回収技術者講習功労者表彰受賞
2007年7月5日 法律施行規則第7条に基ずく「例外承認者認定」取得(現省令49条)
◆オゾン層保護・地球温暖化防止大賞受賞 主催:日刊工業新聞社 共催:環境省・経済産業省
2000年9月1日 第3回オゾン層保護大賞 優秀賞受賞
2009年10月1日 オゾン層保護大賞 10周年功労者表彰受賞
2011年10月1日 第14回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞
関係団体
(一社)静岡県冷凍空調工業会
(一財)静岡県環境・産業保安機構